日本のボイストレーニングを変えようと奮闘しています【Vocal Space B】の小川です。
皆さんお元気ですか?
今日は、ボイストレーニングで必ず使うリップロールについて話したいと思います。
私達【Vocal Space B】ではリップロールの事を別名「声帯模写」と皆様に伝えています。
「声帯模写(リップロール)」とはどんなものか?
唇をプルプルとさせる事です。小さい時にプルプルさせて「つばが飛んで汚いでしょ!」とお母さんに怒られたものです(笑)
このリップロールには【Vocal Space B】では一石五鳥のトレーニングと言っています。
5つの項目はこれ!
1、ブレスコントロール(声の小さい人や喉声の人は息がはけてませんので唇の振動で息の量をチェック&修正します。)
2、喉声ではないか喉声かトレーナーが判断します。(これは後で説明します。)
3、表情筋のストレッチ(日本語は表情筋をあまり使わないので唇を振動させることによりストレッチになる)
4、喉仏を下げる筋トレになります。(これがボイトレには重要です!)
5、声を傷めない(口を閉じてリップロールを行うので大声を出せない)
という上記のスペシャルなトレーニング方法。
実際にリップロールを行うと分かるのですが、声帯模写と言うくらいなので、正しい発声をしていると正しいリップロールができています。間違った発声をしてるとリップロールは必ず間違っています。
その中で沢山のリップロール動画がYouTube等でアップされていますが、皆さん喉を締めてリップロールをしている人が多くいらっしゃいます。
想像してみてください。リップロールの裏ではどんな声を出しているか?
そうすると正しいリップロールかそうじゃないか見えてきます。
ライブ前に間違ったリップロールを行っても効果はありません。
正しいリップロールを行う事により、声が出やすいストレッチになります。
文章で説明するよりも私が動画で実演し説明している動画をupしていますのでご覧ください。
環境により、リップロールの違いが分かりにくい事がございますのでご了承下さい。
お待ちしています(^^)